朝ドラ「らんまん」は回を重ねるごとに気になること、楽しみなこと、たくさん。
出演者も個性的で見応えありのドラマです。
チャオブログでは週ごとに感想をレビューしています。
「らんまん」サブタイトルとなる花の名前。
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週ごとについている花の名前もさることながら、その花言葉が気になりました。花言葉に込められた思いを考察していけたらと思います。
- 第1週 「バイカオウレン」花言葉は情熱
- 第2週「キンセイラン」花言葉は誇り高き心・熱烈な愛情
- 第3週「ジョウロウホトトギス」花言葉はあなたの声が聞きたくて
- 第4週「ササユリ」花言葉は上品・希少
- 第5週「キツネノカミソリ」花言葉は妖艶
- 第6週「ドクダミ」花言葉は野生、白い追憶、自己犠牲
- 第7週「ボタン」花言葉は王者の風格、高貴
- 第8週「シロツメクサ」花言葉は約束、幸運
- 第9週「ヒルムシロ」花言葉は清らかな愛、思いやり
- 第10週「ノアザミ」花言葉は独立、素直になれない恋
- 第11週「ユウガオ」花言葉は魅惑の人、はかない恋
- 第12週「マルバマンネングサ」花言葉は、私を思ってください
- 第13週「ヤマザクラ」花言葉は、あなたに微笑む、純潔
- 第1話から第11まで 週ごとの感想・考察の記事ラインナップ
第1週 「バイカオウレン」花言葉は情熱
バイカオウレンの花言葉は情熱。
なるほど、天狗・坂本龍馬(ディーン・フジオカ)の情熱が余すことなく伝わってきました。
生きる意味を情熱的に説いてくれました。
天狗役のディーン・フジオカさん、かっこよかったな。
タキを演じている松坂慶子さんの峰屋を守るど根性と嫁(広末涼子)と孫二人を愛する深い想いには、情熱を感じずにはいられませんでした。
キンポウゲ科のオウレン属の多年草で「春告げ草」という呼び名もあるそうです。
母ヒサ(広末涼子)が万太郎に自分が一番好きな花だと伝えました。
冷たい地面の下で根を張り、春に白くてかわいらしい花を咲かせるバイカオウレン。
ヒサは生まれてこなかったほうが良かった、という万太郎に
「この花はたくましい。生命の力に満ちちゅう。万太郎もね」と語りかけます。
その後、危篤になったヒサにこの花を上げたくて、一心不乱にこの花を探しに行った万太郎。
取ることができなかった万太郎に春になったらあそこで会おう、と約束するヒサ。
母が亡くなった後の春、あたり一面に咲いたバイカオウレン。
万太郎はその後も、バイカオウレンを見るたび母に語りかけています。
情熱を表す「バイカオウレン」でこのドラマはスタートを切りました。
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天狗・坂本龍馬との再会はあるのか? 気になるところです。
第2週「キンセイラン」花言葉は誇り高き心・熱烈な愛情
ラン科の多年草で「金精欄」または「金星欄」と書きます。
初夏に黄緑色の花を咲かせるラン科の植物「キンセイラン」。
この花は、牧野富太郎博士が「明けの明星」から命名したとさえれています。
キンセイランの花言葉は「誇り高き心」「熱烈な愛情」など。
今こそ変わるときなんじゃという池田蘭光(寺脇康文)の言葉に背中を押され、
「お前ら、みんな名前があるがじゃ」と植物に名前があることをいまさらながらに確信します。
本草綱目の写しを見せてもらいます。
世の中は変わる。道を選ぶのはいつも己じゃ。と池田蘭光(寺脇康文)は、万太郎に伝えます。
「心が震える先に金色の道がある。その道を歩いて行ったらええ」という池田蘭光の力強い言葉が万太郎の心に響きます。
まさに、この花言葉通り、誇り高き心にふれた万太郎なのでした。
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池田蘭光の誇り高き心にふれ、万太郎はどんな道を歩いていくのか? 気になるところです。
第3週「ジョウロウホトトギス」花言葉はあなたの声が聞きたくて
ユリ科ホトトギス属の耐寒性多年草。
まさにこの花言葉通り、恋心の芽生えです。
ジョウロウホトトギスの花言葉はあなたの声が聞きたくて
竹雄(志尊淳)は、綾(佐久間由衣)に恋心をいだいているよう。
綾は幸吉(笠松将)に惹かれている(ような)。まだ気づいていないみたいだけど。
そして、万太郎。憧れの先生に会うことができ、万々歳。
おまけに一目惚れの女性にも会えるなんて。
まさに花言葉にふさわしい恋の予感もひしひし。
東京行きはそれはそれは素晴らしい人生の幕開けのようでありました。
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万太郎、綾、竹雄それぞれの恋はどうなる? 気になるところです。
第4週「ササユリ」花言葉は上品・希少
6月~7月頃に茎の先に淡いピンク色の花を咲かせるササユリ(笹百合)。日本特産の日本を代表するユリで球根植物です。四国、中部地方から九州にかけて分布しています。
ササユリの花言葉は、上品・希少。
心の友にも会え、お酒の博覧会にも出席でき、大満足で高知へ戻ってきた万太郎と竹雄。
帰ってきてからの万太郎(神木隆之介)は、植物のことを忘れたと言いながら心ここにあらずの毎日。
心配した、竹雄(志尊淳)とタキ(松坂慶子)。
タキが思いもかけない提案を綾と万太郎に投げかけます。
「おまんらふたり夫婦になれ」と。
は~!? きょうだいにしか思えない! と二人は猛反撃!
綾(佐久間由衣)は「私にも好きな相手ぐらいおったがよ!」と言い放ち家を飛び出します。
その足がむく先には幸吉(笠松将)がいました。
が、彼には結婚した相手がいたようで・・・。
そこからのてんやわんや劇。
竹雄の綾への思いも、視聴者には胸が痛くなるほど切なく伝わります。
自分は奉公人の身であることをしっかり自覚しすぎているがゆえの身の引き方。
見ていてはがゆくなるのです。
綾への想いを告げきれずに終わります。
ジョン万次郎に出会えたり、警察に捕まったり希少な体験をした万太郎。
さまざまなアクシデントに見舞われながらも、逸馬(宮野真守)という正義感に溢れた情熱の男に会い、助けられ自分の生きる道を見つけたようです。
ジョン万次郎(宇崎竜童)にも出会えて、夢実現に向かうのは今がじゃ! と確信するのでした。
さて、それをどうタキに告げるのか?
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綾は果たしてお見合いで結婚するのか?はたまた竹雄の想いが通じるのか? 万太郎が愛のキューピットになるのか? 万太郎の植物への想いを知り、タキさんはどうするのか? 気になるところです。
第5週「キツネノカミソリ」花言葉は妖艶
漢字で書くと「狐の剃刀」と怖いイメージですが、キツネノカミソリの花言葉は妖艶です。
リコリスの仲間で艶やかなオレンジ色の美しい花を咲かせます。
スイセンの葉に似た細長い葉が剃刀(カミソリ)のようだから、カミソリの名がついたのだとか。
このタイトルがついたのは、この花が咲いていたからで、タキさんがこの花の名前を知っていたことが何故かインパクトありました。
万太郎も言っていました。
「わし、おばあちゃんともっともっと話せばよかった。花のこと聞いたら良かった」と言っていました。
綾、万太郎、竹雄それぞれが進むべき道が決まりました。
万太郎の夢はもちろん、綾の夢が叶いそうなことも大きな進展です。
峰屋がどのような発展を遂げるのかにも期待したいところ。
それから、気になり始めたのは竹雄の存在。すごく大きい。
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ここいらから竹雄のストーリーにもなってきていることに、気づき始めたのですが、どうでしょうか。これからの竹雄の生き様も気になるところです。
第6週「ドクダミ」花言葉は野生、白い追憶、自己犠牲
日陰や湿地を好むドクダミは、ドクダミ科の多年草です。
ドクダミの花ことばは野生、自己犠牲です。
別名「十薬」と呼ばれ、十種類の薬効があると古くからやくそうとして使われています。
ドクダミがたくさん生えている十得荘という長屋に住むことになった万太郎と竹雄。
トランクを盗まれたところから巻き起こる出来事や出会いから導かれた運と出来事。
神社にお導きくださいとお願いするところから巻き起こる第6章。
運命の女性?でありそうな寿恵子(浜辺美波)との再会も果たせ、次週がますます楽しみに。
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寿恵子との出会いシーンでの、万太郎役の神木隆之介のアドリブが話題となっていますね。
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ちなみにそのせりふは『ズギャンッ!!!』。なんともかわいいアドリブ。
東大での植物学の研究もさることながら、白梅堂の寿恵子さんとの恋の行方も気になります。
万太郎はどれぐらい白梅堂にお菓子を買いに行くことでしょう。
お見合いの話が持ち上がっている寿恵子さん、お見合いするのかな?
それを知った万太郎はどうするでしょう?
第7週「ボタン」花言葉は王者の風格、高貴
ボタン(牡丹)は中国原産の樹木です。
ボタンの花ことばは王者の風格、高貴です。
土佐の植物標本と紹介状を持ち、からだ一つで東京大学への出入りを懇願する万太郎(神木隆之介)。
小学校中退の分際で、何を言うか! 時間の無駄だ、と徳永助教授と大窪に阻止されかけるも、
田邊教授(要潤)との運命的な出会いを果たし、なんとか東大への出入りを果すことに。
寿恵子と万太郎はともに見たことのない世界にひかれつつ、まだ見ぬ好奇心にあふれた世界に夢みています。
なんの苦労もなく東大入を果たした万太郎への風当たりがきつくなる予感もひしひし。
ストーリーが進む中で気になることも増えてきます。
寿恵子(浜辺美波)の父、彼女の母まつ(牧瀬里穂)が愛した男とは、どんな人だったんでしょうか?
貧乏神と言われ荒れていた倉木集人(大東駿介)は改心し気質の道を歩むのでしょうか?
まだ見たことのない世界というのはどういう世界?
そこで万太郎と寿恵子が出会うってことでしょうか?
第8週「シロツメクサ」花言葉は約束、幸運
クローバー(シロツメクサ・白詰草)はマメ科の常緑多年草です。
シロツメクサは、3枚の小葉からなる濃い緑色の葉の間からボール状の白色の花を咲かせます。
シロツメクサの花ことばは約束、幸運です。
寿恵子と母まつの会話で登場する、寿恵子の父はどんな人でどんな死に方をしたのか?
田邊教授と万太郎の美意識の違いに折り合いはあるのか? その美意識の違いはどう埋まるのか?
鹿鳴館と寿恵子はどう関わっていくのか?
元薩摩藩の実業家・高藤は寿恵子に一目惚れ?
万太郎たちは植物学の雑誌を発行できるのか?
遠く離れている竹雄と綾は、今後どう関わっていくのか?
四葉のクローバーが意味する「幸運」はどう描かれるのか?
万太郎のことを気に入っている田邊教授の気持ちは変わりなく続くのか?
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一番気になるのは、田邊教授の美意識と万太郎の美意識のぶつかり合いかな。
第9週「ヒルムシロ」花言葉は清らかな愛、思いやり
楕円形の葉を水面に浮かせるヒルムシロ。穏やかな流水の中で生育。池などの止水でも育ちます。
ヒルムシロの花は夏以降に咲きます。葉腋からやや長い柄が出て、先端に棒状の花穂がつきます。
ヒルムシロの花言葉は、清らかな愛、思いやりです。
花言葉通り、寿恵子さんへの愛を貫こうとする行動に出ました。
まずは自分が地に足をつけて、しっかりしなければ、という思いから、それが実現できるまでは会わないことを決意します。
それを、寿恵子(浜辺美波)の母まつ(牧瀬里穂)と父と思い込んでいる男・阿部文太(池内万作)に告げます。
なんと潔く男らしいことか。
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その潔さ、惚れてまうやろ~。
最先端で寿恵子さんを迎えに来る! と告げましたがいったいそれはいつ頃になるのか?
ほんとうにそれまで会わずに過ごせるのか? 気になります。
寿恵子に夢中になっている男性がもう一人いました。高藤(伊礼彼方)という外交官です。
この男、妻もいる身で寿恵子さんにうつつを抜かしている場合ではないのでは?
高藤は、ひとめあったその日から寿恵子さんにぞっこんの様子。
舞踏の練習に励んでいる寿恵子は、どんな活躍をするのでしょうか。
万太郎が最後に白梅堂に尋ねてきたこと、しばらくは寿恵子に会わない、ことを母のまつからきいてどう思うのでしょうか?
そして、いよいよ万太郎は印刷所に行くことになりましたが、いったいどのように植物雑誌を作り上げていくのでしょう。
植物雑誌作りに、講師の大窪は丸め込めましたが、果たして徳永教授(田中哲司)の反応は?
一波乱起きそうな予感もひしひし。
そして、気になるのは峰屋のこと。
タキ(松坂慶子)さんの体調が思わしくないようです。ただの疲れだといいのですが。
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いよいよドラマも佳境に入りました。来週は印刷所でのあれこれが楽しみ。奥田瑛二さんの出演にも期待大です。万太郎と寿恵子の恋はどうなる?
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そこにあの高藤の存在。なんだかとってもイライラする~ッ!
第10週「ノアザミ」花言葉は独立、素直になれない恋
紅紫色のノアザミは、筒状花を咲かせる多年草です。
ノアザミには鋭いトゲがあります。トゲは草食動物に食べられないように身を守るために生えているそうです。食用や薬用に使われることもあります。
ノアザミの花言葉は、独立、素直になれない恋です。
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ストーリーと花言葉が一番合致している第10週。独立に向かって懸命な男と素直になれない恋に悩む女の話でした。
なるほど、寿恵子(浜辺美波)さんが素直になれない恋に悩んでいました。
母まつ(牧瀬里穂)さんのアドバイス「自分の機嫌は自分でとる!」が心に響きます。
万太郎(神木隆之介)は独立に向けて、邁進・努力しています。
その努力が早く実を結んでほしいものです。
寿恵子さんが高藤(伊礼彼方)の申し出を受けるか受けないのか、がもっぱら一番気になるところです。
万太郎は大畑印刷所の所長(奥田瑛二)をはじめとして職人たちからも、不思議な存在として一目置かれ始めました。
大学でも、万太郎の夢のパワーに巻き込まれ、皆が動き始める気配。
気になるのは、助教授の徳永(田中啓司)。
彼をも味方につけることが出来たら、怖いものなしの気がします。
万太郎と寿恵子さんは、いったいいつまで会えないのでしょうか?
偶然、出食わせるなんてハプニングは起きないのか?
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まさか、大畑さんの一人娘の佳代(田村芽実)さんが、万太郎に惹かれていくってことはないよね?
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それは、私ちなみもふと頭によぎりました。が、そんな事あっても万太郎さんは寿恵子さん一筋でしょ。
第11週「ユウガオ」花言葉は魅惑の人、はかない恋
夕方に花を咲かせ、翌日の午前中には枯れてしまうユウガオの花。
そんなことから「はかない恋」という花言葉が。
ユウガオの花言葉ははかない恋。
夏の夕方から翌日の午前中まで白い花を咲かせるユウガオには魅惑の人という花言葉も。
11週は、このユウガオが大きな変化をもたらしてくれたように思います。
あの批判的だった徳永教授(田中啓司)の心の変化です。
ユウガオという花を通して、徳永教授と自然な会話をすることができ、また心を解きほぐす事ができたことは、後々の彼の人生にとっても大きな財産になるのでは?
万太郎も寿恵子さんも本当によく頑張りました。
長いようで短かった別離も終わりを告げようとしています。
万太郎の楽しみながら頑張る姿に学生も大畑印刷所の職人たちも、みな引き込まれ協力していくさまは見ていても気持ちがいいし、愉快な気持ちになりました。
応援したいと思わせる万太郎さんのパワーはすごいな、と引き込まれます。
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先週気になった、大畑さんの一人娘の佳代(田村芽実)さんが、万太郎に惹かれていく様子もユーモアたっぷりに描かれていて笑えました。
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寿恵子さんが高藤に媚びることなく自分の気持ちを言ってのけたシーンも痛快。拍手もんでしたね。
第12週「マルバマンネングサ」花言葉は、私を思ってください
マルバマンネングサ(丸葉万年草)は、ベンケイソウ科マンネングサ属の植物で、四国、九州に自生する多年草で、岩場や石垣などに自生しています。
丸い葉っぱが特徴の多肉植物で、6月~7月に黄色い花を咲かせます。
マルバマンネングサの花言葉は、私を思ってください。
確かに、花言葉通りのストーリーでした。
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マルバマンネングサって言いにくいけど、漢字にするとよくわかりますね。マルバっていうのは丸い葉っぱってことでマンネンは万年ってことで、さっと言えてしまいます。
万太郎の「わしという生命にはあなたが必要。わしと生きてください」という想いはちゃんと寿恵子さんに伝わっていました。
寿恵子さんのほうがその思いが強かったことがわかりました。
図鑑を完成させてこその意味、が情熱的に語られたことにも感動。
完結した図鑑は100年経っても色褪せない!
力強い言葉は万太郎を奮い立たせました。
故郷に帰ってきた万太郎を待ち受けていたのは、お役人の取り立てでした。
そこに立ち向かう姉の綾。職人を守ろうと必死の姿に胸打たれます。
さり気なく助ける万太郎の人柄がなんとも微笑ましく力強い。
体調思わしくないタキを気遣う心配りが認められ、寿恵子は万太郎の家族に受け入れられました。
そして、竹雄が、これまたカッコいい!
この先を案じ不安がる綾を力強く励まします。
いままでかたくなに、竹雄の想いを受け付けていなかった綾に、長年思い続けてきた竹雄の思いが通じたようでした。
タキのそばにいるためにも高知で暮らそう、と決めた万太郎と寿恵子でしたが、東京からのビッグニュースが!
万太郎が提示した土佐の植物、このマルバマンネングサが新種であったこと。
この植物の名前に万太郎の「マキノ」という名前がつけられることが知らされていました。
万太郎がそばにいてほしい! と願っていたタキは言いました。
「東京にもどれ」と。
気になるのは、竹雄の今後です。
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万太郎の助手は寿恵子さんに任せた竹雄さん。
今後は綾さんに寄り添って生きていくんでしょうか。
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やっと綾さんに思いが通じたことだし、お二人が結ばれることを願いいます。
それにしても、竹雄さん、カッコよすぎる~!
第13週「ヤマザクラ」花言葉は、あなたに微笑む、純潔
ヤマザクラは10種ほどある桜の野生種のひとつです。
古くから和歌に詠まれている「花」や「桜」は多くがこの山桜を指しているのだとか。
ヤマザクラの花言葉は、あなたに微笑む。
第61話~65話は、万太郎、竹雄、綾、寿恵子にとって、人生の新たなるスタートの巻でした。
そして、みんなが頼り愛し、尊敬していたタキの旅立ちでもありました。
出会いがあれば別れがあるのだということをしみじみ感じさせる週でした。
竹雄が助手の役割を寿恵子にゆだねるときの、引き継ぎでメモ帳のことを知り、竹雄が万太郎の役に立つためにそうとうの努力をしていたんだ、ということが伝わりました。
私にできるでしょうかと不安がる寿恵子に、「あなたならできるき」と励ます竹雄。
竹雄が綾と人生を添いとげるために、万太郎に別れを告げたとき、今までの二人で過ごした想い出が一気に思い出されました。
「わしのことをずっと支えてくれてありがとう」と感謝の気持ちを述べた万太郎に竹雄も号泣。
「9歳の頃より今まで仕えてくれてありがとうございました!」としっかり気持ちを伝えた万太郎でした。
万太郎と寿恵子の幸せな結婚を見届け、竹雄と綾が夫婦で力を合わせて生きていくことを知り、応援しながらタキがこの世を去りました。
「わしの孫に生まれてきてくれてありがとう」と伝えて大往生を遂げたタキさん。
酒蔵を守り、孫を育てる責任は相当なものだったはず。
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孫に感謝の気持を伝えて生ききったタキさんに、拍手を送りたい気持ちになりました。
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タキさんが愛したヤマザクラの生命も、大切に育てられ大きく成長することと信じます。
第1話から第11まで 週ごとの感想・考察の記事ラインナップ
2023年度前記のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
週ごとにまとめています。
気になるところ、考察、ネタバレ含みます。
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気になる週の気になるところ、読んでいただけたら幸いです。
コメント
らんまんに出てくるお花。
まとめて下さってありがとうございます。
シロツメクサの名前の由来など知らなかったことも多くて面白いですね。
「キツネノカミソリ」は名前のインパクトがすごくて印象に残りました。
これからも色んなお花が出てくるのが楽しみです。
あ、それから高藤。私もイライラする~(^▽^;)
クニさん
こんなダラダラと長い記事を読んでいただけるなんて感激です。
キツネノカミソリ、って名前だけ聞くとどんな花なの? ってネーミングですよね。
シロツメクサ、私も初めて知りました。
そういう理由でその名前? それにしては、なじんでいますよね(笑)。
あの高藤ってヒト、ほんとにイライラします。
あの時代、めかけは当たり前? だったのでしょうか。
金持ち男の勲章だったのかな?
寿恵子さん、万太郎さんに関心あることがわかってホッとしました。