「らんまん」第5週感想・考察。万太郎と綾が進むべき道が決まる。ここから竹雄の物語も始まる?

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チャオ
チャオ

らんまん第5週は竹雄の物語のようになっていたような気が。万太郎にとって竹雄はなくてはならない大切な存在ですね。

ちなみちゃん
ちなみちゃん

ほんとハラハラ扨せられました。でもどっしり構えて頼りになったのはタキさんでしたね。二人にとって大切な存在ですね。

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らんまん第5週・キツネノカミソリ万太郎・綾・竹雄の進むべき道定まる

帰る前にもういっぺんみんなに会いに、という言葉がなければ、あんな事件に巻き込まれなかったかもしれませんが・・・。

もう一度、皆にお別れの挨拶に行ってしまった万太郎を待ち受けていたのは

第21話 万太郎、結社の団員として取り調べを受ける羽目に 走れ!竹雄

万太郎(神木隆之介)は、一度は諦めた植物学の道に進むと竹雄(志尊淳)に告げました。

だからお姉ちゃんとは結婚せん。お姉ちゃんは好きな人と結婚してほしいと。

「峰屋はわたしにまかしとき。私は酒造りが好きじゃ」と綾(佐久間由衣)は力強く言ってのけ、万太郎も竹雄も嬉しそう。

万太郎と綾は約束を交わします。

今日選んだ道を悔やまんこと! 

竹雄が承認してくれました。

お二人は前だけ見といてください。後ろにはわしがおりますき

なんと心強い言葉。

最後に皆に挨拶を、と結社のみんなの前で演説する万太郎。

草がいかに優れているか、という話を力強く熱弁しています。

それぞれに強さがある! 誰の言いなりにもならん! わしらは自由じゃ~!

と、そこに条例違反だと警察が乗り込んで逸馬(宮野真守)をはじめとして万太郎や団員を捕まえに来ました。

万太郎は結社に入っとらん! と綾も竹雄も必死に抵抗しますが、らちがあきません。

「おばあちゃんに知らせんと!」と綾。

竹雄が一目散に駆け出しました。走る竹雄。

走って走って走り抜きます。まるで「走れメロス」のよう。

つまづき転び、それでも必死に前に進みます。走れ、竹雄!

ここで第21話は終わりです。

第22話 頼りになる祖母タキのお陰で出所できた万太郎

走りに走り峰屋にたどり着いた竹雄(志尊淳)。

ことの事情を両親に話します。父の市蔵(小松利昌)が竹雄と今から高知に行ってまいります、と報告すると

わしも行こう!」とタキ(松坂慶子)が力強く言いました。

お前も結社の人間じゃ、と問い詰められ「わしは結社にはいっちゃぁせん!」と万太郎は言い切りますがはなから信じてもらえない様子。

逸馬のそばに連れて行かれました。

仲間じゃないき!」と痛めつけられながらも逸馬は言いました。

万太郎を命がけで守ってくれた逸馬。

彼の思いを察した万太郎は、申し訳ないと泣きました。

その頃、タキを連れた竹雄たちが到着。

タキは所長が昔から馴染みの知り合いだということで、万太郎だけが釈放されました。

万太郎のことを脳ナシといった警察官に、「孫のことを脳ナシ呼ばわりしたら許さんぞね!」と活を入れたタキさん、あっぱれでした。

チャオ
チャオ

こんな風に孫を守り抜いてくれる人がいて、万太郎は心強いだろうなぁ。

帰る道すがら、歩き疲れたタキさんを気遣い、ひと休みすることに。

逸馬をはじめ、警察に捕まった仲間を心配する万太郎に、タキはしみじみ、それでいて力強く言いました。

「おまんは捨てたがじゃ。ほんなら、振り返るな。代わりになにをするかじゃろ。

人はすべてを持つことは出来ん。何かを選ぶことは、何かを捨てることじゃ」と。

ハッと我に返るような表情の万太郎。

ここで第22話終了。

第23話 道で見つけたキツネノカミソリ。タキが名前を知っていた!

帰る道に一面に咲き誇る萌えるようなオレンジの花

「逸馬さんの服と同じ色じゃ」と綾が言いました。

名前がわからずにいる万太郎に「キツネノカミソリ、昔からそう呼んジョッタ」とタキが言いました。

わし、おばあちゃんともっともっと話せばよかった。花のこと聞いたら良かった、と万太郎。

一輪のキツネノカミソリを抜く万太郎。アシスタントのような竹雄がそっとその花を受け止めます。

これは球根だろうか? 来年も花を咲かせるだろうか? と愛でるように花を見ている万太郎の姿をじっと見るタキ。その眼差しは愛にあふれているかのようでした。

チャオ
チャオ

万太郎を見るタキさんの慈しみの表情を見ていたら泣けてきました。

帰宅してから、祖母の疲れを癒やすために山椒餅を作る万太郎。大きな山椒餅がたくさんでき、満足そうな万太郎でした。

タキに山椒餅を食べてもらいながら、綾と万太郎は切り出しました。

「わしらは結婚しません」と。

綾は夢を語りました。

私が新しい酒を作り、皆に飲んでもらう。峰屋をもっと大きいする。それが夢や!」と。

一緒に歩んでくれる人が居たらいい、婿を取らせてください。と

綾に続き万太郎が言いました。

わしのことは勘当してください」と。私をよく仏学の道に進ませてください。東京にいかせてください」と。

驚くタキと綾でした。

生まれてこんほうがよかった、と話の途で言いかけたところで、万太郎の頬ににタキのピンタが!

仏間に駆け込んだタキ。障子の襖越しに万太郎が言いました。

おばあちゃん、最後まで聞いて!」と。

わしは幸せものじゃ、わしほど幸せなものはおらん」と話し続けます。

体も弱く、酒も一滴も飲めない出来損ないで今までは苦しかった。でもそう思うのをやめた! と。

わしはとびっきりの幸せもんじゃ、と。植物が好き。本が好き。この才はわしが峰屋に生まれたから。

全部ぜんぶ峰屋やったからこそ! わし運がええがじゃや。母ちゃんがわしを生んでくれた。

おばあちゃんがみんながお陽さんみたいにわしを育ててくれた。

ほんじゃき、ここでわしは何者かになりたいがよ

そう言ったところで第23話は終わりました。

ちなみちゃん
ちなみちゃん

この万太郎のセリフの迫力はすごかったですね。

チャオ
チャオ

セリフ覚えるの大変だっただろうな、と思わずにはいられなかったわ。それにしても、第一話の天狗との会話が生きてるぁ、何者かになりたいがよ、というその魂。生きてる!感動!

ちなみちゃん
ちなみちゃん

それにしてもキツネノカミソリの名前、タキさんが知っていましたね。もしかしたら、タキさんも植物が好きだったのかも。

第24話 万太郎は植物学の道へ。綾は峰屋を守る道へ。さて、竹雄は?

わしは何者かになりたいがよ。

万太郎の願いを知り、タキはふすまを開けました。

おまんの言う植物の道は仕事になるかもわからん。そのために生きていいがかえ?」と言うタキに

「呼べれている」と万太郎は断言しました。

まだ見ぬ植物の名付け親になりたいがよ、と。

「高知に居たら、守ってやれるがそれでも行くがか? 峰屋を捨てて」と念を押しました。

槇野万太郎はおばあちゃんの孫に生まれてほんまにほんまに幸せでした!」と力強く言う万太郎にもう誰も止めることは出来はしないはず。

「わしは決してお前を許さんぞね」と泣きながらも万太郎を抱きしめるタキでした。

その時、綾はタキがずっと大切に持っていた万太郎が初めて書いた花の絵、母が好きだった花の絵を抱きしめていました。

秋が来て、蔵元たちがやってきました。

ご祈祷のあとの挨拶で、万太郎が感謝を述べるとともに皆に言いました。

わしは春になったら峰屋を出ていく。東京に行く、植物の道に進みますきと。

峰屋は姉ちゃんに任すと。

「そんなところに道はない!」と反対意見。

道がのうても進みますき!

綾が皆の前で自分の気持ちのたけをぶつけました。

大変なことはじゅうじゅうわかっているが、正直涙が出るほど嬉しい、と。

幼い頃、蔵に入ったときから、酒造りに魅入られているという思いを一気に語りました。

大好きな酒造りに峰屋のために働きたいが、です。旨い酒を作り峰屋をもっと大きくすることが私の夢だ、とはっきり伝えました。

わたしは綾さまについていきます!」という声が。

「綾さまは若さまよりよっぽど働き者ですきね」と笑いを取ったのは竹雄の父でした。

蔵元一同がよろしゅうお願いいします、と頭を下げると全員が続きました。

チャオ
チャオ

綾さんの迫真の言葉に、またまた泣けました。この週は涙なくして見れません。

年が開け、万太郎の土佐目録づくりは佳境を迎えていました。

甲斐甲斐しく本づくりを手伝う竹雄に万太郎は言いました。

「今までありがとう」

「え!?」と竹雄。

お別れじゃ

ここで第24話は終了。

第25話 竹雄に告げるも、いざ東京へと言う日に竹雄の選択は

竹雄に分かれを告げる万太郎。

いきなり、そんなことを言われても、とうろたえる竹雄に、すっと考えていた、と万太郎。

お金は? 仕事は? 食事は?

3日働いたら4日寝込みますよ~」と竹雄。

綾を手伝おうとするも、自分でやるから万太郎を手伝って、と言われる。

父を手伝おうとするも、お前は若だんなのしごとをちゃんとせい、と言われる始末。

行き場をなくした竹雄は、大奥様タキに問う。

若だんなに首、と言われたことを伝えます。

9つから万太郎を守ってくれたことを感謝するのでした。

この先はお前が自分で決めたらえい」とタキに言われ、水を浴びる竹雄でした。

水を浴び爽やかな竹雄は東京土産の櫛を持ち、綾に話しかける。

今後の身の振り方を決めた、と綾に伝える。タキに言う前に綾に伝える、と。

東京・博覧会に行ったときに買った、とお土産を手渡しました。

好きじゃ、綾さまのことが」と想いを告げました。

2つだけ大切な思いがありました。この思いはそのうちの1つです。

もうひとつは? という綾。

その頃、天狗に「行ってくるき」と神社の木々に挨拶する万太郎でした。

いよいよ東京に行く日です。

皆に別れを告げる万太郎。竹雄にも別れを告げます。

わしも行きます」と竹雄。

「おまえは姉ちゃんのそばにおらんと」という竹雄。

炊事、洗濯、金稼ぎ。ダメ若を見るのが一番大変じゃき

喜びを隠しきれない万太郎でした。

おばあちゃんにも挨拶しました。

「おばあちゃん、行って参ります」

からだに気をつけて、万太郎」と

万太郎の門出を涙を浮かべながら見送るのでした。

ここであいみょんの曲が流れ次週の予告。

いよいよ東京です!

チャオ
チャオ

来週からの新しい登場人物の出演も期待大です。どんなドラマが展開されるのか楽しみです。

らんまん第5週 考察・気になるところ

○タキさんは案外植物のことが好きだったのかも。

○峰屋でこれからどのようなお酒が作られていくのか? 幸吉が活躍するのか?

○綾は果たして誰と結婚するのか? 

○この週あたりから竹雄の話にもなってきている予感がひしひし。

チャオ
チャオ

気になるところが少しずつ解明されていく予感もひしひし。次週から舞台は東京。峰屋はもちろん、東京でのあれこれも楽しみです。

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