強烈な学園ドラマが始まりましたね。こんな静かな口調の先生、今風？ 熱血で生徒に怒鳴るように話す教師ではないところに、注目してしまいました。
衝撃の第一話。担任教師が転落死？ 誰が教師を突き落とした？
衝撃のシーンから始まるこのドラマ。
最高の教師 サブタイトルには、一年後、私は生徒に■された、とある。
■に入る言葉は 殺 という文字？
あの時、救ってあげればよかった！をカタチにしてくれているドラマだよね。
こんなふうにいじめに立ち向かい、いじめを根こそぎなぎ倒してくれる大人がいたらどれほど心強いことでしょうね。
チャオさん、水を差すようですけど、担任教師を突き落とすのは、あんがい一番親身になって助けてあげたあの生徒・鵜久森(芦田愛菜)さんかもしれないですよ。
いやいや、ちなみさん、あの教師一度目の人生で、すでに鵜久森(芦田愛菜)さんは自殺していないのに、殺せるわけないじゃないですか。
た、た、確かにそうですね。ネットでも卒業式に教師を突き落としたのが誰なのか、話題になっていますね。色々に想像をかき立ててくれるこのドラマ。話題になるの、わかる～！
最高の教師第１話 鵜久森さんの哀しさ悔しさを見事に表現した芦田愛菜
いじめられまくっている鵜久森(芦田愛菜)さんの号泣しながらの長ゼリフは、圧巻でした。
ドラマを忘れ、ほんとうに鵜久森さんという生徒が悩みを打ち明けているのを聞いている気持ちになりました。
鵜久森さんの、目の表情がとても怖く感じてしまいます。
自分を守ろうとしてくれている教師を見る目つきさえ、疑いの色を隠さずにいるようにも思えたり。
あれだけいじめられていたら、誰も信じられなくなるのが痛いほど、伝わってきます。
第１話を見た夜は眠れませんでした。
鵜久森さんのせりふ。まるで一人芝居を見終わったような衝撃を味わうことになりました。
最高の教師第２話 瓜生陽介くんのやりきれなさを見事に表現した山時聡真
圧巻の芝居をした芦田愛菜さんに続き、この人も！
羽生陽介役の山時聡真くんの魂心の演技も圧巻。
このドラマの迫力、演技力、どないなっている？ 相乗効果か？
どれも長台詞、なのに、ど迫力の演技とは思えない演技に引き込まれました。
どうしようもない保護者のもとで懸命に生きようとする子どもを、どれだけ救うことができるのでしょうか。
こんな風に体当たりで、全身全霊の強いハートで立ち向かっていく大人がいてくれたら、懸命に生きている子どもは、救われます。
こんな大人に守られたら、生きる希望と勇気をもらえるよね。
そして、瓜生くんにしっかり寄り添ってくれる友達・向坂俊二(浅野竣哉)くんがいてくれることも、見ていてホッとできることでした。
九条里奈(松岡茉優)と蓮(松下洸平)夫婦関係にも注目したいところです。
「私の人生、２巡目なの」というせりふで終わる。
これまた気になる終わり方。どんどん引き込まれ次が見たくなる～。
最高の教師 第３話 クラス一番のいじめっ子相良のこと、ホントは皆嫌い？
３年Ｄ組担任「九条里奈を殺害する」と黒板に殺害予告が！
書いたのは眉村(福崎那由他)と日暮(藤原護)でした。
なぜ彼らだとわかったのか？
工学研究会の彼らなら、教室にあるカメラを停止させることもできると考えた九条の勘は的中。
いじめ役の中心となっている相良琉偉(加藤清史郎)に、自分が思うままの言葉をぶつけるように伝える九条の思いは、眉村と日暮に伝わります。
彼らの言った言葉は、爽快でした。「ちゃんとハブってください！」
それは心の叫びでした。
よく考えたら、相良となんかつるみたくないのだ、ということがちゃんと伝わりました。
見ていて爽快でした。
見ていたらクラスの誰も、相良と仲良くしたいと思っている人いない気がします。
きっと、相良自身が一番それをわかっているような気もして。
九条里奈と夫との会話も、ありえないようでありえる不思議なやりとりでした。
が、セリフが一つ一つ大人の会話で聞き入ってしまいました。
今後、夫・九条蓮が、ここぞというときに良きパートナーとなり、アドバイスをくれるかも。
友達ふたり・早乙女智美(森田望智)と勝美夏穂(サーヤ)も、九条里奈の心強い存在。
この３人がいてくれているのを知っているだけでも、見ていて安心できます。
最高の教師第４話 小さな恋のものがたりも散りばめられている
自分の居場所を探し求めている江波美里(本田仁美)を陰ながら見守る、江波に恋する男子生徒を演じるのが、栖原竜太郎役の窪塚愛流。
（どこかで見たような、と思っていたらこの窪塚愛流さんの父は窪塚洋介さんでした＝余談）
江波美里の気持ちの変化や異変にいち早く気づいたのは、いじめの経験を持つ鵜久森さんでした。
栖原竜太郎が江波さんに告るも、江波さんはまだそれには応えなくて、栖原くんは、担任に「ふられたけど」と爽やかに報告します。
どろどろしたミステリアスな学園ドラマの中で、小さな恋物語にちょっとホッとできました。
この恋が育つといいな、とも。
次回は、あの音楽活動をしている個性的な生徒・瑞奈ニカ(詩羽)さんのストーリーですね。学外でプロとして音楽活動をしている瑞奈さんが担任やクラスメイトとどう関わるのか、期待大です。
最高の教師第１～４話考察 気になる３人 鵜久森、星崎、相良
◎今まで一番いじめの標的にあっていた鵜久森(芦田愛菜)さんは、今後クラスでどのような存在になるのか？ 担任教師・九条(松岡茉優)のサポート役として活躍するのか？
◎星崎透(奥平大兼)の存在が気になる。いろんなやり取りを録画したり、友情芽生えた女子たちの中に土足で入り込んでいったり。その行動の先にあるものは？ ある意味一番くせ者？
◎今は静かになりをひそめている相良琉偉(加藤清史郎)だが、なにをたくらんでいるのか？ 彼がやろうとしていることは？
いまのところ、鵜久森さん、星崎くん、相良くんの今後の動向が気になります。回が進むごとに気になる生徒は増えてくるのか？ ３年Ｄ組はどうなっていくのか？ 気になること満載です。
最高の教師と合わせてみたいドラマの紹介
最高の教師の主題歌「ユアーズ」を歌っているのは、菅田将暉さん。
このドラマを見ていると思い出すのは、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」です。
３年Ａ組も、同時に見てみたいドラマであります。３年Ａ組の記事、あわせて読んでみて。
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