一生懸命生きていても、思い通りにならない事のほうが多い人生。
他人の芝生が本当に青く美しく見えることがあります。
自分だけが不幸で、他の人皆が幸せに見えることもあります。
自分だけがしんどい思いをして、なぜなの? と運命(?)を疑うことも。
なんだかなぁ、このまま生きていてもいいことあるのかな?
と思える時期もあったり、人生はほんとうに不思議なものだと思うのです。
春夏秋冬があるように、人生にもそれは訪れるようで、
いいこともあれば悪いこともある。
どちらも続かないから、その波を上手に乗り切って生きていくのが人生なのかも。
苦しいときに周囲に相談したり、助けを求めることができたらいいのですが、
苦しいときに限ってなかなか助けを求めることができないものなのです。
一人で抱え込むことになりがち。
私自身、自分を見つめ直そう、という記事を書いたりもしていますが、
最終的には、生きてりゃいいんだ、と思っています。
生きていさえすればなんでもええねん、と。
自分と合う人、合わない人、いろいろいますが、
基本的には、皆生きてたらそれでええねん、と。
その中で、自分自身の人生をそれぞれに向上していけたら理想です。
しんどいとき、つらいとき、そんなときに歌に救われることもある、
そんな3曲をご紹介します。
頑張らなくてもいいんだよ、と思える歌「生きてりゃいいさ」
生きてりゃいいさ
河島英五さんの歌うこの歌。
とうとうと話しかけるように歌われるこの歌。
聞くうちに、どんどん引き込まれていきます。
河島英五さんのおおらかな優しさに包まれていく感覚に浸れます。
この歌の歌詞に出てくるありがとう、が何故か心にしみます。
きみにありがとう とてもありがとう
もう会えないあの人にありがとう
まだ見ぬ人にありがとう
今日まで僕を支えた情熱にありがとう
そうです。ありがとう、は自分を勇気づける呪文でもあるのです。
人にありがとう、と言いながら、自分にもありがとうなんだ、と。
苦しい時期を頑張っている自分にありがとう、と言ってあげましょう。
やけくそになってもいい、けど、そんな自分にもありがとう、と伝えるのです。
とにかく、生きてたらええねん、とこの歌はあげましてくれます。
「なんでもええから、生きてさえいたら、それでええねんで」と
言ってくれている河島英五さんが浮かんできます。
河島英五さんのやさしさやお人柄の良さは、偶然出くわした、
いつぞやの淡路島の野外コンサートのときに存分に伝わってきました。
そのコンサートの数年後に彼が亡くなったと知ったとき、
とても悲しい気持ちになりました。
この歌は、今も人を励まし勇気づけてくれる歌です。歌い継がれていくべき歌です。
生きてりゃいいさ、生きてりゃいいさ、そうさ生きてりゃいいのさ。
そう歌いながら生きていきたいな。
へこたれても、また歩き出せるんだと思える歌「時代」
時代
中島みゆきさんが歌うこの歌。あまりに有名ですが、
この歌にどれほど励まされることでしょう。
今はこんなに悲しくて涙も枯れ果てて で始まるこの歌、きっと誰もがご存知でしょう。
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
たとえ今夜は倒れても
きっと信じてドアを出る
移り変わる時代の中で、生き抜くことはそれは大変なことなんだ、と改めて思います。
昨日まで良かれと思ってやっていたことが、あれ? 違うの?
年齢を重ねるごとにそんな場面人も出くわすこと多しです。
そんな事態に、少しでもあたたかく柔軟な気持ちで対応してあげたいし、
そんなふうに対応してもらいたい、と思いながら暮らしています。
別れと出会いを繰り返しながら、感謝の気持を忘れずに生きていけたら、と思います。
中島みゆきさんの歌は、「時代」のみならず、いろいろな歌から励まされ
勇気をもらうことが多いです。
昭和、令和、平成と生きていくうえでのいろいろなシーンで、
苦しいことや辛いことにぶち当たったときに、くよくよせずに、
今日の風に吹かれながら、知恵を絞り、相談できる人には相談して、
最善を尽くす。
そんなふうに生きていこう、と思わせてくれる歌です。
前向いて生きていこう、後ろ向きでもええねん、
前向いて生きていこう、と思わせてくれる歌です。
後ろ向いてても、向きはいつでも変えられるのだから。
どうしようもなくつらいとき、希望がともる歌「野に咲く花のように」
野に咲く花のように
この歌には、どれだけ元気づけられたかわかりません。
この優しい歌声に勇気づけられ癒やされました。
ダ・カーポが歌うこの歌。
暖かく包み込んでくれる歌声は、今苦しくても
やがて訪れる幸せに意識を向けることができる、そんな歌です。
希望というものがどういうものなのかが、この歌を聞いていると
わかるような気がしてきます。
今苦しくても、やがて晴れる日が来るに違いない、そう思えるのです。
時折くらい人生も トンネル抜ければ夏の海
そんなときこそ 野の花のけなげな心を知るのです。
時には辛い人生も 雨のち曇りでまた晴れる
人生のつらい時期はどんな人にも、大なり小なり訪れます。
そんなときに、励ましてくれる歌を知っているか知らないか、で
人生は大きく変わってくるような気もしています。
生きるすべはいろんなところからゲットすべし。
歌に救われる人生もあっていい。
私自身この、野に咲く花のようには、苦しいときのお守りでした。
そして、今、その何度かの苦しい時を抜け出たときに、
この歌を聞くと、なぜか涙が溢れ出ます。
この歌を作曲した小林亜星さんにありがとう、と言いたいです。
寺内貫太郎一家で視聴者を楽しませ、数々のCMソング含む歌の作曲で
私達に生きる力や勇気をくれました。
小林亜星さん作曲のどの歌のメロディーにも、慈しむ気持ちが
溢れているのを感じます。
これからの歌が、今苦しい時期を生きている人たちの力になることを
祈ります。
懸命に生きている人を応援してくれる歌のご紹介でした。
コメント
こんにちは!
この3曲の中では”時代”が一番好きです。
子育てでしんどかった時(特に次男の反抗期)
「そんな事(時代)もあったよな~」って笑える日が来ることを願い・・・ピアノで泣きながら弾き語りした思い出の曲です。懐かしい~
今、本当にそんなこともあったなぁ~って思えます!ありがとう!
gochさん
コメントありがとうございます。
子育て、本当にしんどい時期ありますよね。
よかれと思うことがこどもにとってほんとうによかったことなのか?
ほんとうにあれでよかったのか?
正解があるようなないような、、、永遠の課題です。
愛情だけが伝わってくれたら、それでいいかな、と。
ピアノで泣きながら弾き語りしたことも今では笑えるよね。
歌に救われることありますね(*^^*)