『義母と娘のブルース』とうとう終わってしまいました。本当に心温まるいいドラマでした。今も心があたたかく包まれている気がします。もっともっと見続けたいなぁ、このドラマ。
ちなみにそれって『ぎぼむす』ロス? 私も見終わった今も、さみしい気持ちになってますよ。
このブログのアイキャッチ画像の写真は、『義母と娘のブルース』ファイナルの公式サイトで募集していた、宮本亜希子さんとみゆきさんから年賀状が届くキャンペーンで当選したものです。まさか当選して届くとは思わなくて感激❤です。
『義母と娘のブルース』回想シーンが効果的で見ていて爽やかな気持ちに
第1話から見ている視聴者にはより深く、初めて見た人にとってもわかりやすく回想シーンが使われていて、見ていて気持ちがよかったです。
良一がプロポーズするシーン、良一が亜希子に母になってほしいと懇願するシーン、みゆきに自転車を教えるシーン、みゆきが反抗的な態度で義母に立ち向かうシーン、遊園地で遊具に乗るシーン、PTA活動でみゆきへの想いが伝わるシーン、みゆきが義母にカーネーションを渡すシーン、、、、どれもが思い出せるドラマの数々でした。
そこには、くどさや説明臭さは一つもなく、どれもが効果的でした。
ときどき、視聴者をバカにしているのか!? と憤りを感じさせる回想シーンのドラマを見て幻滅することがありますが、一切なかったです。拍手をおくりたい気持ちになりました。
数年間に渡るドラマの中で、控えめな回想シーンの使い方は、視聴者が自らこのドラマを回想するのを促してくれました。
公園で良一がみゆきを頼むと亜希子に伝えた時に、亜希子さんが言った言葉に、良一さんが泣きそうになりながら「うまいこと言いますね」と言ったあのシーンや竹野内豊さんの表情まで思い出し、私は声を上げてなきそうになりました(家族がいたので声は出しませんでしたが)。
『義母と娘のブルース』ファイナル、前半は何度も泣きそうになりました。
が、途中から後半にかけては、明るい方へ明るい方へストーリーが展開していきましたね。
綾瀬はるかさん竹野内豊さん佐藤健さんほか出演者すべての熱演に感動!
宮本亜希子(綾瀬はるか)
みごとに義母を演じきりました。それにしても、第一話から数年立っているのに、この若さと美しさはどういうことなんでしょう。姿勢のよさと歩く姿の美しさは最初から最後まで凛としていてステキでした。すっかりみゆきのお母さんでした。
宮本良一(竹野内豊)
笑顔と声に優しさがあふれていました。みゆきを大切に思う気持ちが、痛いほど伝わってきました。亜希子さんの良き理解者でもありました。亡くなってからも声で彼らを応援し続けました。そしてファイナルでは、船頭さんとしても登場。なんだか、明るいキャラで視聴者としては、少し意外な気も。でもやっぱり癒やされました。
宮本みゆき(上白石萌歌)
幼い頃のみゆきを演じた横溝菜帆さんからのバトンタッチから、みごとに気持ちを引き継ぎ、父と母、そして義母を愛し抜きました。みゆきが亜希子さんを思う愛情に溢れた気持ちにどれだけ心を動かされたことでしょう。
麦田章(佐藤健)
このドラマのキーマンでした。第1話からずっと脇役的に登場し、良一さんが亡くなってからは、麦田の物語にもなってました。父との確執を克服し、立派なパン屋「麦田」の店長になり、亜希子さん、みゆきさんを支えていました。亜希子さんを想う気持ちは通じたのか通じていないのか、そんなこたぁどうでもいいくらい、亜希子さんとともに生きていました。ドラマのエンドロールを見て、もう宮本家の家族じゃないか、と思いました。
黒田大樹(井之脇海)
小学生の頃からみゆきに好意を持ち、それが「いじめ」というカタチで現れ、結婚に至るまで、ずっとみゆきを好きでいてくれた男の子。そんないじめではない、好意の表れがきっかけで、みゆきと亜希子は絆を感じることができたわけで・・・。
下山和子(麻生祐未)
陰になり日向になり、亜希子やみゆき、麦田を支えてくれた女性。こんな人が周りにいてくれたらどれだけ心強いことか。心に寄り添って力強く励ましてくれる温かい人。この方も、麦田店長と同じく宮本家の家族の一員です。
黒田大樹の母・博美(松下由樹)
息子の大樹と其の結婚相手のみゆきのことを思うがゆえの「嫌がらせ」にも似た行動。幼い頃の大樹を思い出させるものがありました。身体が弱かった息子を思う親の気持ちが痛いほど伝わりました。優しいお母さんです。
そして見出しには書けませんでしたが、この人のことも忘れてはいけません。
麦田章の父・麦田誠(宇梶剛士)
息子・章を大切に思う親父を見事に演じました。お調子者の息子を叱咤激励しながら、良き方へ導こうとする父。昭和の父を彷彿とさせてくれました。
『義母と娘のブルース』出演者、どの方も、アイノカタチを感じさせてくれました。
主題歌「アイノカタチ」が控えめだったことで、よりいっそうアイノカタチが
ドラマ作りにおいて、回想シーンやテーマ曲がこれでもか、これでもかと流れがちなところを、『義母と娘のブルース』ファイナルは、グッと抑えてくれていたように感じました。
ドドーンと、ガガーンとMISIAさんの「アイノカタチ」が流れるかと思いきや、実に控えめでした。
だからこそ、こちらで見ていて心の中にあのMISIAさんが力強く歌う「アイノカタチ」が流れてきたのでした。
主題歌「アイノカタチ」が控えめだったことで、よりいっそうアイノカタチが大きくなり、じわじわと感動が押しよせてきたのでした。
愛にもしカタチがあって
それがもし私の胸にはまっていたなら
あのね大好きだよ
あなたが心の中で広がってくたび
愛が溢れ涙がこぼれるんだ
一部しか載せていませんが、「アイノカタチ」この歌詞のすべてがジーンと心に広がりました。
『義母と娘のブルース』ファイナル ハッピーエンドで終わり・・・なのね
というわけで、ハッピーエンドで終わった『義母と娘のブルース』ファイナル。
きっと、もう一度見たいドラマとして、輝き続けるのではないでしょうか。
いつまでも大切にしたいドラマです。
このドラマをもう一度見たい、と思ったらU-NEXTで。
今なら登録後31日間無料視聴できます。
今、この期間なら2018年からスタートしたこのドラマを最初から見ることもできます。
ぎぼむすロスにならないような配慮が「麦田のあんぱん」になって販売
『義母と娘のブルース』ファイナル放送の翌日からセブンイレブンで発売された、麦田の特製つぶあんぱん。
ベーカリー麦田の特製つぶあんぱんがコラボ企画で登場しました。
クローバーの焼印がなんともかわいい。
早速買って食べました~! 甘すぎずおいしかったです。
ドラマを見終わった跡もドラマを思い出し感じることが出来る、計らい。売上戦略としてもなかなか、やるじゃありませんか。まんまと乗ってしまいました~。
コメント