水虫かわゆ子が歌う水虫ララバイ。歌うは和田アキ子さんドラマ「男と女のあいだには」

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チャオ
チャオ

和田アキ子さんがドラマで歌っていた「水虫ララバイ」を時々鼻歌で歌ってしまうのよね。

そのテレビドラマのこと、話したくても誰も覚えてないっていうのよ。

ちなみちゃん
ちなみちゃん

チャオさん、いつもこのドラマのこと話すよね。私は全く覚えていないんですけど~。

でもチャオさんがいつも話してくれるからだんだん見たような気になってしまってますけど。

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ドラマ「男と女のあいだには」出演者

そのドラマは「男と女のあいだには」。五木寛之の同名小説がドラマ化されました。

1982(昭和57)年に毎日放送の制作でTBS系列で放送されました。

中村敦夫さんと中原理恵さんが夫婦役で、悠木千帆(後の樹木希林)さんと西村晃さんもご夫婦。

中村敦夫さんと西村晃さんがとある広告代理店の社員。

樹木希林さんは、ドラマの中では伊川きんという名前で茶越夫人(?)の役でした。

他にもコピーライターの役で火野正平さん。

山城新伍さん、小野みゆきさん、高岡健二さんなど多数出演。

水虫かわゆ子扮する和田アキ子さん役名サユリのフルネームがユニーク

麻理子(中原理恵)の新劇研究生時代の先輩で友人であるサユリは魚目サユリ。
水虫かわゆ子以上にけったいな名前なのでした。
ウオノメサユリという名前はチャコシと同じくらい強烈な響きで、ドラマをくすっともり立てていたのでした。

ウオノメサユリミズムシカワユコという名前を嫌がっているのが、これまた笑えるのでした。

ドラマ「男と女の間には」の大まかなあらすじ

伊川治(中村敦夫)は、過去にも数々の受賞歴を持つ敏腕コピーライターだが、上司の茶越平助(西村晃)に仕事や接待やらでお疲れの様子。

そのいっぽうで治の10歳年下の妻・麻理子(中原理恵)は家事はまるで苦手な専業主婦。

ある日、麻理子は友人のサユリ(和田アキ子)とカラオケに行き、とあることをひらめくところからドラマが始まるのです。

このまま専業主婦で終わるのかと自分に疑問を持ち始めていた麻理子は、友人サユリを歌手にし、自分はサユリのマネージャーになろうと思い立つのでした。

チャオ
チャオ

突然、歌手になれと言われたサユリ(和田アキ子)のうろたえ方がなんだか、面白かったように記憶しています。

え、なぜ私が歌手に? ってうろたえるのですが、「あなた歌手じゃない」と視聴者はツッコミを入れたくなるのでした。

妻(中原理恵)のひらめきから生まれる歌手かわゆ子、作詞は悠木千帆

茶越夫人(悠木千帆)だと思っていましたが伊川きんが、よなよな詩を書いています。

悠木千帆さんは着物を着ておられたと記憶しています。その姿が、おばあさんでした。

どこから、どうなって彼女・伊川きんが作詞をするようになったのかは、覚えていません。

また、なぜ水虫の詩を書く運びになったのかが思い出せずにいるのですが、

なにせ、懸命に詩を練りだしているのです。作詞活動です。

ちゃぶ台で懸命に、生み出す言葉がなぜ 水虫?

なぜ水虫テーマ?

ちゃぶ台に原稿用紙をひろげ、ひたすら書いているのは 水虫の詩です。

水虫ララバイ 
かいかいかい
水虫ララバイ
ねんねんころりねんころり


水虫がかゆいのは
あなたが生きている証

そんな水虫に関するポエムがえんえん、執筆されるのです。

苦しみの中から詩が生まれる、という感じで誕生する水虫がかゆいという文章。

水虫のかゆさが愛の深さゆえだとまでいいきるのです。

愛の証しがサビへと盛り上がるのです。

そのときの樹木希林さんの演技の面白かったこと。

茶越(ちゃこし)夫人を演じる樹木希林さん。

その生真面目な作詞の様子に何度もひっくり返って笑いました。

あんな底抜けにおもろいドラマは最近無い!

チャオ
チャオ

あちらが真面目に真剣に詩に取り組んでいるものだから、

見ているこちらはよけいに笑い転げてしまうのです。

ちなみちゃん
ちなみちゃん

そういう演技は樹木希林さんの右に出る人はいないですよね。あの演技、今、一度見たいものですわ。フジカラーのCMはあの演技力を見越して生まれたのかもしれません。どっちが先?

生みの苦しみを経て完成した歌のタイトルは「水虫ララバイ」

ついに完成! 歌のタイトルも決まりました。「水虫ララバイ」です。

水虫の子守唄?

メロディーがつけられ歌謡曲として脚光を浴びることに。

いつ作曲されたんだ? それがまた面白く・・・・

水虫かわゆ子を演じた和田アキ子さん歌う水虫ララバイ

なぜにそんなことになっていくのか、と思っているうちにあれよあれよという間に、

それを歌う歌手まで出現。

水虫かわゆ子という名前までつけられ、まさに歌手デビュー。

水虫ララバイがヒット。紅白出場をめざす!

「私なんかが歌っていいの?」と、大きなサユリが背を縮めながら歌うさまはこっけい。

なぜか歌はうなぎのぼりに大ヒット。紅白出場も目指すありさま。

初めて歌手デビューということでおどおどした演技がこれまたおもしろくて。

なよなよしながらも歌ったのが和田アキ子さん、水虫かわゆ子。

あんなに背が高くて大柄な水虫かわゆ子さんが、ドラマの中では緊張して

小さくなって(実際は大きいままま)いるさまがこれまた笑いを誘うのです。

あの迫力ある歌声は今も忘れられず、思わず口ずさんでしまいます。

水虫かいかい かいかいかい~

そのメロディー、前奏が竹内まりやさん歌う不思議なピーチパイそっくり。

それでいて、ララバイ。

中村敦夫さんの妻役の中原理恵さんの東京ララバイを意識してのタイトル付けなんだろうな。

あの茶越夫人のドラマ 男と女の間には もう一度見てみたいです。

和服姿の茶越夫人を一目みてみたいです。水虫かわゆ子さんの歌も聞きたいです。

あの時、茶越夫人を演じた悠木千帆こと樹木希林さんはかなりのご年齢、

と思っていましたが、違っていたのですね。

寺内貫太郎一家で「 ジュリー 」と言っていたおばあちゃんでさえ、
ほんとうの樹木希林さんの数倍年齢が上に見えていましたもの。

それだけお芝居にかけておられたんですね。

男と女の間には、というドラマのドタバタ劇。

今、こういうドラマ皆無だなぁ。もう一度見てみたいなぁ。

チャオ
チャオ

水虫ララバイ、和田アキ子さんにまた歌ってほしいな。

ドタバタ劇は小説からも伝わってきます。

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