ホットスポット第４話レビュー考察 苦しいときの宇宙人高橋頼み

ホットスポット第３週から登場した幼なじみのひとり、あやにゃん(木南晴夏)。
自転車が盗まれた悔しさと腹立ちをきーちゃんこと遠藤清美(市川実日子)さんにぶつけてます。

「クソが！」を連発しながらの文句たらたら。
それを共感しながら聞いてあげる清美さん。

もう見つからないよね、諦めながら話すあやにゃんに、「それはわからないよ、みつかるかも」と希望的発言。心のなかで思うのはそうだ、あの人に頼んでみよう、と。

苦しいときの神頼みならぬ宇宙人頼みになってない？

あやにゃんの電動自転車が盗まれた、と知るやいなや、思い浮かぶ宇宙人
いつの間にやらそんな思考になっていませんか？　

「そうだ、高橋さんに頼んでみよう」
「そうだ、京都へ行こう」じゃないんだよ、と思ってしまいます。

遠藤清美さんは夜勤のときに会う高橋さんに聞いてみる気満々。

なんでも高橋さんに頼んでみよう、という思考回路になっている幼なじみの３人のおばさん。

16時からのホテル業務で宇宙人が医学部だったこと判明

大学受験の学生が受験日１週間前からホテルに滞在していることから、出身大学の話に発展。

宇宙人高橋さんは、なんと山梨大学の医学部だということが判明。
清美さんはすかさず問います。

それってもしかしたら、力を使いましたか？と。
じゃあなぜ、ホテルマンに？

「頭脳関係の能力をあげちゃうと副作用で髪が薄くなっちゃうんだよね。これ自前のハゲじゃなくて能力によるハゲね」とサラリと言い切ります。

そんな能力をずっと使うわけには行かないそうです。
わかったようなわからないような理由からホテルマンであることを納得。

頭脳関係の能力を使ったハゲという副作用は温泉では回復できない

「人間ってさ、体は自然治癒するけど、薄毛は自然治癒しないじゃん」
温泉につかってもハゲだけは回復することが難しいという高橋。

宇宙人ってハゲを気にするの？　と素朴な疑問がわきます。

そんな素朴な疑問が湧いているとき、清美さんの心の声。
「時期が早まっただけで、能力使わなくても自力で剥げてたんじゃないかと思ったけどこれ以上は言わないでおこうと思った」と。視聴者も同感です。

清美は「あやにゃんの電動自動車が盗まれてしまって、探してほしいんです。嗅覚で。」と依頼します。

高橋は無理な依頼を即答で断ります。

「どこにあるのかわからないのにできない。町中を嗅いでまわらないといけない。
副作用で鼻がつぶれちゃう。今回は無理だね。」

そりゃそうだろ、と見ていていて思います。

長期滞在客村上さんの正体に思いを馳せるフロント係たち

長期滞在客の村上が外出するというので見送ります。

磯村由美(夏帆)が「村上さんって何やってる人だと思います？」と興味津々の様子。

「ホテル暮らししてるってことは蓄えがあるってことですよね。どっかの大企業の社長とかなんじゃないですかね」と思い思いに想像していました。

長期滞在客の村上は湖畔で大きな富士山をまっすぐに見つめていました。
その様子は物思いにふけっているようでもありました。気になります。

由美は、高橋さんって霊感ありますか？角部屋って幽霊が出るって言いますよね、と聞いた後に、

「高橋さんって宇宙人ですか？」とズバリ質問。

焦りながら違う、なんで？そんなこと聞くの、という高橋。

「高橋さんってプライベート謎だし、見えないな～って。」と答える由美。

趣味はガンプラとラジコン、と答えてガンプラの作品写真を見せます。

「これは能力を使ったんですか？」と清美が聞くと、「これは自力」という高橋。

「自力って言ってるじゃないですか。自力ってことは、能力は自力じゃないってことですよね。」
清美さん鋭い。

ホテル業務を着々とこなす清美さんに反して宇宙人は

24時を過ぎるとここからは事務作業が主になるあたりから、清美は「休んでいていいですよ。私やっておくんで」と高橋さんに声を掛けます。

最近何かとお世話になっているし、休んでほしいのは事実だけど、彼が即それを受け入れたことに少しだけイラっとする清美さん。

自分でいいよと言っておきながら、それはないよな、と高橋さんに同乗してしまいます。

深夜のフロントは意外とやることが多い。

予約客の部屋の配置を考える作業でこれが頭を使うみたい。

というのも空いている部屋に入れていくだけではなく、宿泊客の人数など、業務効率を考慮しながら割り振っていくのです。まるでパズルのような作業で頭を使います。

こういう頭脳作業は、ハゲるという副作用があるから宇宙人は避けているのでしょうか？
宇宙パワーでサササーッとやってのけてくれそうなものなのに。

宇宙人は霊感もあるようで、何故か怖がったりもして

夜勤勤務のとき、1本の電話が鳴り、高橋がバスルームの電球を取り換えに行きます。
301号室の角部屋。霊感が出る、という噂のあの部屋です。

高橋は電球を持って301号室を訪れるも、フロントの部屋に戻ってきてしまいます。
「霊がいてさ」と怖がる高橋。

「実はさっき言わなかったけど、意外と霊感強いんだよ」

宇宙人は霊を怖がるのか・・・

清美さん幽霊の正体見破ったり、給湯器を直したり大活躍

清美さんが巻き起こる問題を次々、自力で解決していったあたりは、なかなかカッコよかったです。

普段あんなにお世話になっているのに、高橋さんにイライラしているあたりが、なんとも勝手で笑えてきてしまいました。

清美は入水管に詰まったゴミを掃除するという地道な方法で給湯器を復旧させます。
清美さんの正義感に満ちた問題解決に立ち向かう姿には頭が下がります。

その根性の努力(?)の結果、お湯が出たときの清美の「勝った！」という一言が爽快でした。

夜勤時とは打って変わって大爆走！　忘れられた受験票を届ける高橋

宿泊していた受験生が受験票を忘れるというハプニングが。
届けてあげたい！
またまた困ったときの高橋頼みが。

届けるには走るしかない。しかたなく、半分イヤイヤ走り出す高橋。

そんな中、強盗事件に巻き込まれるという予想外のアクシデントに見舞われます。
コンビニに立ち寄ったとき、なんと強盗事件に出くわしてしまいます。
自転車で逃走する犯人に遠方からカラーボールを投げつけて見事に的中！

犯人を捕まえることにこんなふうに貢献してくれるって素晴らしい！

最終的には受験生に無事に受験票を届けることができてハッピーエンド。

コンビニ強盗が逃走中に乗っていた自転車が、なんとあやにゃんの

ハッピーエンドはダプルで。
というのは、コンビニ強盗が乗っていた盗難自転車は、なんとあやにゃんの電動自転車だったのです。

カラーボールのインクがついてしまっていましたが、ガンプラづくりが趣味の特技を活かして、高橋さんが自転車をちゃんと塗装してくれたのでした。

それにしても、あやにゃんが自転車を盗まれたことに激怒していたとき「こんなことする犯人、泥水に顔を沈めてやりたい！」と言っていたのですが、強盗が捕ったとき彼は転び泥水に顔を沈めていました。まさかその通りになるなんて。

折り曲げられた10円玉が発見されてしまった～！

最後のシーンで、同僚の由美（夏帆）がホテルの従業員控え室で、折り曲げられた10円を発見！

え、なんでそんなところに落としたままにしていたの!?

どうなる？　波紋を呼ぶ予感ひしひし。次週もますます楽しみに。

ホットスポット第４話疑問　10円玉の秘密は守られるのか

・清美たちは、宇宙人説の秘密を守り通せるのか？

・磯村由美(夏帆)さんがともに働く小野寺(白石隼也)さんと宿泊客の村上(小日向文世)さん宇宙人説を唱えているが真実はいかに？

・プライベートが見えない、という理由だけで「宇宙人説」を唱える磯村由美(夏帆)っていったい何者？

・このドラマに宇宙人は総勢何人？　それとも高橋さん一人？